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冬の厳しい寒さで土壌に虫も少ないため神田さんは無農薬で栽培

良真です、秋が深まり収穫が進むにつれ、台風による直接被害をまぬがれた畑でも、天候不順の大きな影響を受けていたことが分かってきた。
例えばジャガイモは水につかっていた時間が長いため、地中で腐るなどの被害が相次いでいる。
ホクレン農業協同組合連合会によると、ジャガイモの商品化量は昨年より1割以上減りそうだ。
豆類も付くサヤの数が少ない。
金時豆は平年よりサヤが15%減、小豆も6%少ない。
帯広では種まき後の6月に平年の3倍近い降水があり、日照時間も例年より短かった。
初期の生育環境が悪かった影響が収穫量に出ている。
砂糖の原料となるテンサイも生育が悪く、十勝に製糖工場を持つホクレンは少なくても平年より1割以上は減産になるという 。
今夏の天候不順で主要農作物が軒並み甚大な被害を受けた北海道の農業。
長期的な気候変動を意識して、新たな作物の栽培を目指す動きも出始めている。
十勝の鹿追町で2015年4月に独立し、農業を営む神田縁さん。
1.8ヘクタールの農地で栽培するのはサツマイモだ。
国内最大の生産地は南国・鹿児島県
北海道ではなじみの薄い作物だが、最近は夏の気温が高いうえ、農業技術が進歩したこともあって露地栽培が可能になった。
北海道は1日の寒暖の差が大きく、サツマイモの糖度が高くなる。
冬の厳しい寒さで土壌に虫も少ないため、神田さんは無農薬で栽培している。
町の支援も受けながら、現在は4品種を作っており、干し芋などに加工して販売している。
十勝ではジャガイモ 、豆類、テンサイ、小麦の輪作が主流だが、サツマイモはこの輪作に組み入れることもできる。
露地栽培